|
エリザベスせんせ〜い!こんにちわ!この間の続きし〜ましょ! |
|
はいはい。で、どーでもいいけど、その大荷物はなんなのよ? |
|
あっ、これでしゅか?今日はババのお話が長くなりそうなので、おやつとかもってきたんでしゅよ。ホラ、この間みたいに先生にイジワルされておやつ頂けないといけまちぇんからねぇ・・・。 |
|
人聞きの悪いことを言うんじゃないわ!ちゃんとあげたじゃないのよ。
あ〜!!もう、こうやってあんたがおバカな無駄話をするから先月もページが足らなくなったんじゃないの!今月また同じ事が起きたら、ウチのママは絶対暴れるわよ! |
|
そっ、そうでちた・・。では早速始めましょうか?先生? |
|
そうね。じゃぁ呼ぶわよ。いい? |
|
はっはい! |
|
ママァ〜、お話ししてもらえるぅ〜? |
ババことアイバロ店長登場! |
|
や〜っと私の出番が回ってきたわね!らんらん、安心してね。今日はちゃんとらんらんの分の晩ご飯も用意してあるから。遠慮なく、滞在してちょうだい。 |
|
あっ、ありがとうでしゅ・・・。滞在って・・・そんなに長くしゃべるつもりなんでしゅかね??え〜ではババ、出産と育児の経験談をお願いいたしましゅでしゅ。 |
|
それじゃぁ、今回はベティの出産・子育ての時の事を中心にお話しするわね。
その前にちょっと聞いてね。
出産・子育ての方法は一つじゃないの。全てのケースにあてはまる正解なんてないんじゃないかしら?可愛いウチの子の出産・子育てをより良くサポートしてあげたいと考えるなら、まず、2〜3冊の本を読んで、経験者やプロのお話しを伺う事をお勧めするワ。
そうするとみ〜んな方法が違うことが判るの。そこからは飼い主さんの判断ね。集めた情報の中で自分自身が納得でき、共鳴出来る方法をチョイスするの。
生活環境や考え方によって「ウチはコレだ!」というのが違うのよ。決めるのはあくまでも自分。ウチの場合は訓練をお願いした先生とは違う、クラブ活動を通してお世話になっている訓練士の先生に全面的にご教示いただいたの。
ブーボのファーストレディーのアニーちゃんの交配・出産・子育てでお世話になって色々お話しを伺って「コレだ!」って思ったのよ。で、いざウチの子の交配出産・子育てをお願いするときに、先生に「犬はほっておいたって、多少手抜きしたって自分で出産・子育てが出来るわ。でも人がいかに手伝ってあげるかで全然違うの。ママ、どうする?」って聞かれて・・・。「やっ、やります!」って覚悟を決めてお答えしたのを覚えてるわ。
これからお話しする我家の方法は室内飼いで、いつも人と一緒に生活してるワンちゃん向けね。四六時中人が仔犬を触り、電気がついていて、色んな人が出入りしたりするわけ。
だから、他人に対して警戒心の強いワンちゃん(これもまたスゴク自然な事です)とかには別の環境を作ってあげないとね。だから情報の一つとして、お話しさせていただくわ。
じゃ、まずはコレを見て頂戴。 |
と、言ってババが差し出したモノは・・ |
|
あっママ、懐かしいわぁ。これは私の「子育て日記」ね! |
|
ひやぁ〜、これはすごいでしゅね!さすが、こう言うことにはババはマメでしゅね。このマメさをもう少し家事の方面に向けるといいんでしゅがねぇ・・。 |
|
夕飯食べたくないのぉ??らんらん? |
|
(プルプル・・・・) |
|
余計な事を・・おバカが・・・。
あのね、これはママが私の交配から出産・子育てまでの全てを書き留めた壮大な記録なのよ。 |
|
まぁ、ベッちゃんったら。そんな大それたモノじゃないけど、こういうことって、時間が経つと忘れちゃうし、記念にもなるからつけておいたのよ。
あと成長記録写真ね。写真はざっと1500枚かしら。もちろん、らんらんの時のもちゃんと別にあるわ。 |
|
そうなの。オシッコだとかウ○コなんて、ど〜でもよくなっちゃうの。食事だってそうね。 |
|
へぇ〜、先生が食事もどーでもよくなるとは・・・。 |
|
だから、飼い主さんはその辺のところをよく、フォローしてあげてね。
母犬は出産で体力を消耗してヘトヘトなんだから、いつまでもベビーをいじくりまわしたりしないで、部屋を暗くしてゆっくり休ませて、いたわるようにしないとね。 |
|
そうね。落ちつたらおっぱいをガンガン出すために食欲も出るから、食事回数も多めにして、間食もさせてもらわないと、体が保てないのよ。 |
|
あ〜っ、大変!!
出産直後からこれだけは気をつけておかなきゃいけない事があったわ! |
|
な、なんでちゅか??大声出して・・。ビックリするじゃありまちぇんか・・・。 |
|
だってスッゴイ大事な事を言い忘れてたんだもの・・。
あのね、これまた悪気は全然無いんだけど、ベビー達は起きているときは一時たりともジッとしてないから、母犬の背中にまわったりして、何かの拍子にベビーちゃんを体で踏みつぶしちゃう事があるのよ・・・。(産室を出入りする時は、よく見て仔犬を踏まないように気をつける) |
|
ぎょえ〜っ?!それは本当でちゅか?
キャッちゃんママに踏まれたら一発・・・でしゅよ?(ドキドキ) |
|
珍しい話しじゃないわ。実際これは、ワンコに限らずどんな動物でも起きる事なのよ。 |
|
“淘汰”といって生きていくに十分な力がない子が亡くなる事もあるのね。
母犬に潰されてしまうのも“淘汰”だという人もいて、確かにそれもそうかもしれないけれど・・。
でもね、例えばキャシーなんてベビーが背中に回って産室の壁に挟まれてギャーギャー言ってても平気でいたりするの。「はさまっるよ〜」って言えない位元気がない子だったら“淘汰”かもしれないけど、大声で訴えてる子を潰してしまうのは“事故”だと思うの。
だから最初の2週間位は常に誰かが側にいて見ててあげたいワ。だって、せっかく元気にこの世に産まれてきた命でしょう? |
|
もちろんでしゅよ!ババは間違ってましぇんよ! |
|
ありがとう・・・らんらんにそう言ってもらえるとうれしいわ・・。 |
|
出産は無事済んでも、その後の母犬に変化が見られるのもよくある話しだわ。 |
|
そうね、人間にベビー達を見せたがらない、触らせないなんていう子もいるらしけど、それもその子にとっては自然な事なのよ。 |
|
パパやママにもでしゅか? |
|
極端になるとそうね。一緒に暮らしてるワンコだって近づかせない子もいし、全く平気な子もいるし。 |
|
私は全然、ま〜ったく平気だったわ。
パパやママはもちろん、“人間”を信用してるからあんたのママやスタッフ人間はもちろん、初対面の人にだって平気だったし、お兄ちゃん達やキャサリンも大好きだから、「来て!見て!触って!私のべビちゃん!」ってなもんよ!
でも、ウチのお兄ちゃん達はベビーを見せるとすごく困った顔をして後ずさりして逃げちゃったわね。中にはベビーのお尻を舐めたりして育児を手伝う父犬もいるらしいけど。 |
|
フ〜ッ・・・。しかし確かに「思いっきりしゃべらす」とは言いまちたが、ここまで思いっきりしゃべり倒すとは・・・ |
|
なんか言った? |
|
いえいえ、なんでもありまちぇん。あの〜またページが足りなくなりそうなんで、サクサクッと話しを進めていただけまちゅか? |
|
わかってるわよ!! |
|
あっ、ちょっとまってくだしゃい・・・
ママ?なんでちゅか? |
編集者何やら蘭丸に耳打ち・・・・・ |
|
えっ?はい、もうどう考えてもページ数が足りない
。いくら私が優秀な編集者でもまとめるのは困難だ。なんとかしろ・・って自分で言ってくだしゃいよ!
えっ?私が言うと角が立つからあんたが言ったほうがいい?ってイヤでちゅよオイラ・・。 |
|
全部聞こえてるわよ!
いいワ、らんらん、今号は特別予算を計上するワ!
何ページになってもいいってママに言いなさい! |
|
はっはい!じゃぁ、もっとしゃべって結構でしゅ・・・・。 |
|
パピー達のミルクの量が母乳だけで足りてるかどうかもよく観察してあげてね! |
|
キュ〜キュ〜鳴いてる事が多いとお腹が空いてる事があるし、頭数が多いと、物理的に足りなくなるわ。
あと、ベビー達が団子になって寝ていたら、室温が低いってことだから暖めてあげてね。 |
|
オシッコ&ウ○コも母犬が肛門とかを舐めて刺激を与えてさせるんだけど、これも中にはしてあげない母犬もいるから、そういう時は人間が濡らしたコットンで刺激してあげるのよ。 |
|
産室は清潔が第一だから、とにかく四六時中掃除が必要だわ!
ベビー達はおっぱい飲んでオシッコして、ウ○コして寝るのが仕事でしょう?だからほっておくと、すぐにウ○コまみれになっちゃうから・・・。
最初のうちは母犬がオシッコとかをキレイに舐めてあげるから、日に2回位のペースでシーツやオシッコシートを替えれば大丈夫だけど、だんだん母犬の処理だけじゃ追いつかなくなるのよ。だからマメにやってもらわないと困るわ。
1日に1回以上はベビー達をお湯で絞ったタオルで拭いてあげることも忘れないで! |
|
いいペースになってきまちた! |
|
体重測定は大体週1回のペースでやったわ。
順調に成長していることを見極めるためね!でも数字を気にしすぎちゃダメよ。 |
|
私達は出産後、1週間でお家に戻ったの。その頃にはだいぶ私も落ち着いてたし・・。
ママとパパはその間、寝袋を持ち込んでお店に寝泊まりよ・・。ホントに感謝してるわ。 |
|
べッちゃん!!ママ、うれしいわぁ!
で、その後は毎朝ベビー達を合わせて14頭で出勤したの!
この頃になるとほとんどのベビー達の目頭が開きかけてきたの。まだ見えちゃいないけど、強い光は目に悪いからフラッシュを使った撮影はしばらく禁止ね。
目頭が開きかけてきたのと同じくらいに立って歩こうとする子がでてきたわぁ。ヨロヨロしてるだけだけど、カワイイモンよ。 |
|
個体差があるけど、中には産室から抜け出して店内に進入しよう!なんて心意気の子も出てきたから、産室の仕切りを高くしてもらったのよ。 |
|
話しが少し前後するけど、初めての爪切りは産まれて10日後くらいにしたわ。(産まれてすぐに狼爪を根元から切るのも良いらしいが、ウチはそれは遠慮した)
爪がとがってると母犬のパイパイがキズだらけになっちゃうし、ベビー同士で遊びだすと危ないじゃない?もちろんその間にも体に異常はないか、例えば男の子ならタマタマがちゃんと2つ下りてきてるか?とか検便とかのチェックはやってるわよ! |
|
そしてお食い初めね! |
|
勢いがでてきまちた!!この調子でお願いちまちゅよ! |
|
ベティの時は産まれて21日目にお食い初め、つまり離乳食を始めたの。(頭数が多かったり母乳が足りなかったりする場合はもう少し早める)
これには新しくベビー達をお迎えしてくれる御家族やお世話になった方々に来ていただいて、盛大にやったわ! |
|
ウチの離乳食はまず、牛の上等な赤身の生肉のブロックをフードプロセッサーでよ〜くミンチしたモノから始めるの。
穀類やフードなんかの固形物の前に消化の良い生肉で胃腸を3日かけて慣らすの。この牛のミンチ30gを初日1回、2日目2回、3日目3回、4日目から普通の離乳食のスタートよ。訓練士の先生に教えていただいて、キャサリンの最初の出産の時からこの方法をとってるわ! |
|
新しいパパやママになるかもしれない人やワンコ仲間の人達のおひざの上にだっこしてもらって、お手々で細長くしてもらったお肉を食べさせていただくんでちゅよね!
オイラはこの時たまたま、今のママに食べさせてもらったんでちゅよ!運命を感じまちゅ〜! |
|
あんたと蘭ママのぺアーだけトロくさくって、他の子が全部食べ終わってるのに、いつまでも食べてたわよねぇ・・あの時は蘭ママが不器用だから・・って話しになってたけど、今考えればあんたが単純に食べるのが遅かったのよね。 |
|
この頃から慌ただしさに拍車がかかるわ!
離乳食が始まれば当然、ウ○コの量も増えるし、私は1日中テッシュをもって駆けずり回ってたわ・・。離乳食をあげて、体を拭いて、トイレを片づけ、耳掃除やらの世話をして、遊んであげて、産室を掃除して、寝たら合間をみて大人ワンコの散歩に行ったり、自分の用事、写真の整理なんかをして、また掃除して、シーツの交換をすると次の離乳食作り・・・って感じだったわねぇ。 |
|
離乳食は通常1日5回。ママ達は寝る暇なんてないくらい忙しいのよ。(アルバイトさんを頼むお家もあるらしい)20日も経つとベビー達も動きが活発になってきて、兄弟同士で引っ張り合いを始めたり、盛んに遊ぶようになるの。ウ○コも当然多くなるし。ちょっとの間も目が離せないわよ。ベビー達は寝てると天使、起きてる間は小悪魔ちゃんって感じね。 |
|
離乳食を始めて4日目の生後25日からトイレトレーニングを開始したの。4畳の子供部屋の周りに高い囲いをつけて、母犬の出入り用ドアもつけてその中のスペースが全部子供部屋になったの。
段ボールで作ってあった産室の囲いは切り取って、ベット面だけ残して、部屋の一角にフチの低いパパ手作りのトイレトレーをおいてその上にオシッコシーツをガムテープで止めておいたの。 |
|
で、トイレトレーニングが始まると必ず起きるのが、「トイレ壊し」。
もう、キレイにするとすぐに引っ張ったり破いたりするわけよ・・。読者の皆さんもワンコのお迎えの時を思い出してみてほしいわ。1頭でもすごいんだから、それが10頭だったらどんなにすごいか・・。
しまいには吸水面よりガムテープの方が多くなっちゃって・・イタチごっこだったわねぇ・・。 |
|
う〜ん、オイラはあんまり参加しなかった様な気がちまちゅけど? |
|
あんたはのんびりしてたから、いつも隅の方で寝てたもんねぇ・・。 |
|
細かい事を話しだすとキリはないけど・・・・・ |
|
じゃぁ話さないでくだしゃい。 (ニコッ) |
|
(無視)離乳食が始まってからは色々なモノを作ってあげたわ。ウチは手作り+フードの離乳食だったの。工夫していろんなものを作ってあげたわねぇ。おやつも結構あげたし。 |
|
お陰で私のベビー達はスクスク育っていったわ! |
|
トイレトレーニングを始めて10日もすると、ほとんどの子がちゃんとトイレでオシッコもウ○コもするようになったの!大したモンだったわ! |
|
ホ〜ッホッホ!な〜んたって私の子供だもの。優秀で当たり前よ! |
|
で、ベビー達も大きくなってきたし、トイレトレーニングも始めたしで移動が大変になったんで、また店でキャンプを張る事になったの。
これは最後のベビーが・・スタッフ人間の所にいったジュニアのことだけど、この子のお迎えの日まで続いたの。普通のお宅は自宅で出産子育てだからこんな事はないけどね。あの頃、店には湯沸かし器もなかったから、蘭丸達の冬場のお産程じゃなかったけど、苦労したわ・・。
ジュニアの母はその頃まだ、お客さんだったんだけど、ほとんど毎日“我が子”を見に来てくれて、それがきっかけですっかり仲良くなったの。途中からはトイレ交換でもなんでも手伝ってもらったわ。留守番もしてもらってその間に銭湯に行ったり、洗濯に家に帰ったりさせてもらって。ホラ、立ってるものは親でも使えっていうじゃない?
お店のスタッフにも友人にもずいぶんと手伝ってもらったわ。男性は仕事でいないことが多いでしょう?だから皆さんに助けてもらったからこそできたんだと思うわ。 |
|
寒い時と暑いときとどっちが楽だったでしゅか? |
|
そうね、ハッキリ言って冬場のお産の方が楽だったわね。
ベビー達は寒さに弱いから、産まれてしばらくの間は常に室温は28℃位に保たなければいけないの。冬場でもTシャツ1枚よ。まぁ冬場はそれで人間も大人ワンコも平気なんだけど、夏場はねぇ・・いくら暑くてもクーラーかける訳にいかなし母犬が大変ね。
それにノミ・ダニ・蚊の心配もあるし、、食べ物は痛みやすいしで、気を揉んだわ。それに「冬に生まれた子の方が強い」っていう俗説もあるらしいわ。 |
|
目がしっかり見えてきて、強めの光もOKになったら、日光浴も大切な日課ね!
季節によるけど温度に注意しながらガラス越しやベランダなど、他の犬や猫が通ったり しないところでするの。
私のベビー達は大きなケージに皆を入れてお外にだしたの。骨を丈夫にして、体を清潔に保つためにかかせないことよ!その間にママは子供部屋の大掃除。安全な除菌剤やオレンジエックスなんかで水洗いをして水分を十分拭き取り、床を乾かしておくわけ。 |
|
産まれて49日目に第一回目の8種混合ワクチンの接種をするために、獣医さんにいったの。ワクチンを打つと、オシッコから少量ではあるけれど、菌がでるから全員がいっぺんやるのよ。この時に、検便や簡単な健康診断をしていただいて、「どの子も異常なし」のお墨付きをいただいたわ。 |
|
そしてその翌日の50日目、私は朝からな〜んかイヤな予感がしてたの。 |
|
この日がベティとベビー全員で過ごす最後の日だったのよ。
早い子は翌日からお迎えが始まったの。基本的には60日間は母犬の元で育てるんだけど、新しいお家のご希望で一番早い子は51日目にお迎えだったの。
一番長くいたスタッフ人間のところのジュニアは80日間ウチで過ごしたのよ・・・なのに・・あの子ったら・・。 |
|
あ〜里帰りしたとき、興奮してすぐにババの事がわからなくて「おばさん、だ〜れ?」って言っちゃったんでしゅよね。
今やジュニアは“恩知らず犬”の名を欲しいままにちてまちゅもんね。で、そんなことはどーでもいいんでしゅけど、お迎えにあたっての勉強会はちなかったんでしゅか? |
|
もちろん、したわよ!
始めてワンコを飼う方も多かったし、今までの事、これからの事をちゃんとお話ししなければならないワ。お迎え前やお迎えの日に簡単なテキストを作っておいて、2〜3時間くらいお時間を頂いてお話ししたの。最後はもちろん質疑応答よ! |
|
お客さまの中には「え〜っ、ウチはそんなこと何にも教えてもらわなかった!」っておっしゃる方が多いんだけど、絶対に必要な事よ!
中には全然知識が無いまま飼い始めちゃって、すぐにお散歩には出すわ、真冬にお外でベビーを飼うわ・・なんてとんでもない事をしちゃう人もいるのよ・・。
ここまでは間違いなく、実家の責任だと思うわね。それからウチはせっかくできかけているトイレトレーニングを、新しいお家に行っても忘れないように、ウチで使ってたのと同じパパ手作りのトイレトレーやいつものオシッコシート、当日分の手作り離乳食なんかも持って帰ってもらったの。 |
|
ふ〜ん、いいでしゅねぇ〜。
それはもしかしてオイラが新しいお家でトイレトレーニングを忘れそうになったという事件の反省からでしゅか?プン! |
|
執念深いわねぇ・・。(蘭丸の時はトイレトレーのお持たせがなかった)
最後のお迎えだったのに、トイレトレーもらえなかったこと、まだ覚えてたの?
あと、皆さんに喜んでもらったのは「その子の成長アルバム」ね。
その子の写ってる写真を集めて150枚位でミニアルバムにまとめたの。両親犬の紹介やお腹の中にいるときのエコーのコピー、産まれて初めて首につけたゴムも入れて・・。
新しいお家の子になって思いっきり可愛がってもらって健康に元気に育って欲しい・・っていう願いを込めて作ったのよ。 |
|
あっ!それならオイラも持ってましゅよ!
皆に「いいなぁ〜」っ言われましゅ!自慢でしゅよ!! |
|
駆け足でお話ししたから「どこがそんなに大変なの?」って言う方もいらっしゃるっかもしれないけど、そんなことないの。あくまでもこれは一部分の話し。 |
|
これで、駆け足でしゅか・・・並足だったらエライ事になってまちたねぇ・・・。 |
|
悪かったわねッ。 |
|
イエイエ・・。プルプル・・・。 |
|
イタズラだってハンパじゃないし、あんまり言いたくはないけれど、経費だってスゴクかかるの。テッシュペーパーなんか最盛期は1日で5箱位使っちゃうんだもん。
電気代水道代なんて普段の3倍位ね。水道局の人が「水漏れしてるんじゃないですか?」って調べに来たわよ。食費・衛生用品・病院代・先生方へのお礼・その他フィルム代とか細かいものまで含めると100万はかかったって、ママが言ってたわ。 |
|
金額の話しをするのはいやらしくってイヤなんだけど・・・ |
|
そんなことありまちぇんよ!
ここまでしゃべくりまくっておいて、お金の話しだけしないっていうのもかえって不親切というものでしゅ! |
|
ありがとう・・。うちはかかりすぎかもしれないけれど、これはホントの話しなの。
「ウチの子のベビーにできる限りの事をしてあげよう!」と思って色々してたら結果的にそうなったの。だから「こんなにお金をかけた」って意味じゃないことはわかっていただきたいわ・・。 |
|
ババ、よくぞお話しちてくれまちた!
こういうことこそ、皆さんが一番知りたがってる事だとオイラは考えまちゅ!それからもちろん、この読者にはそんな方はいらっちゃいまちぇんが、「ワンコで一儲け、ヒッヒッヒッ」なんて人の撲滅にもつながりまちゅ!すばらちいでしゅ! |
|
偉そうに・・・わかったようなことを・・ |
|
でもね、これだけは自慢したいことがあるの。 |
|
これ以上まだあるんでしゅか? |
|
あのねぇ・・。ウチはキャサリンが2回、ベティが1回の出産で合計32頭のベビーを送りだしたんだけど、このなかで、ただの1頭も死産や淘汰で亡くなる事がなかったの。これは我家の誇りよ! |
|
母犬・父犬の健康状態が良かったのと、パパやママがキチンとお勉強して出産に望んだこと、そしてなによりも手間を惜しまず、子育てに専念してくれたからだと思うわ。
でもね、いくらきちんとがんばっても、死産や淘汰はもちろんあるし、仕方無いことだとは思うの。ウチはその点でもすごくラッキーで恵まれてたんだって、パパやママは今でも神様?!にとっても感謝してるわ。もちろん、助けてくださったり見守ってくださった皆さんにも、私達一家は感謝の気持ちを忘れた事がないわ。 |
|
べっ、べっ、べッちゃんったら・・・(号泣) |
|
あ〜あ、ババ、お化粧落ちちゃって凄まじいお顔になっちゃってましゅよ・・
ただでなくても夕方はお化粧が崩れるんでしゅから・・鼻水まで垂らしちゃって・・・
これじゃ土砂崩れでしゅよ。お客さん帰っちゃいましゅよ・・。
ホラ、オイラのヨダレ拭き貸してあげまちゅよ。 |
|
らんらん〜? |
|
なんでしゅか? |
|
夕飯抜き!! |
|
ごっ、ごめんなちゃ〜い! |
|
余計な事を・・おバカ・・・。 |
|
あっ、それから今月は「ババのHITORIGOTO」もやるから、スペース空けときなさいね!
写真の分も忘れるんじゃないわよ!! |
|
あ〜、もう、どーにでもなれでしゅ〜〜!!ママッ〜! |