2005年5月30日放送のNHK番組「クローズアップ現代」で、急成長するペット事情と題して誰かれ構わずかみつく、むやみに吠える等の問題行動をとるペットが急増している実態と、幼齢期の方が高く売れるために生後すぐ親犬から離され、狭い室内で飼育される等、ストレスの多い育て方をされている背景がとり上げられました。
本来動物はストレスに耐性があるのですが、人間が飼育するペットはストレスの耐性が弱く、特に夏の高温はペットには大きなストレスで急速に免疫を低下させます。
小腸にある柔毛は絶えず動いてウィルスの進入を防いでいますが、ストレスなどが原因で柔毛が短くなると、ウィルスの進入を防げず体力低下し、免疫細胞の働きが鈍くなり、感染症にかかりやすくなります。
免疫活性を最大に向上させるβ-Dグルカンは、主鎖(1-3),側鎖(1-6)の結合パターンです。
ヒト用の認可医薬品の制ガン剤BRM(免疫療法剤)は β-Dグルカン(1-3)(1-6)です。
BRMとは、抵抗力を高め病気予防や病気を治り易くする物質で免疫を活性化する治療法です。
アニマストラスには、β-Dグルカン(1-3)(1-6)が多く含まれています。
身体を構成するアミノ酸は必須アミノ酸と非必須アミノ酸に大別されます。 必須アミノ酸は食物から摂取し、ひとつでも欠けると身体を正常に保てなくなります。
血液中の窒素バランスを調整したり、筋肉や肝臓に働きかけます。老化とともに筋肉を作る能力が衰えるので、アミノ酸サプリメントの必要性は高まります。
必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンの3つは(分枝鎖アミノ酸(BCAAアミノ酸)と呼び、筋肉を作る基であると同時に、腸管のお掃除もしてくれます。
栄養素の偏ったフードやストレスから腸内の悪玉菌が増えると、アレルギーが誘発されます。
BCAAアミノ酸は、善玉菌を増やし、善玉菌と悪玉菌の腸内細菌バランスを改善します。
アニマストラスには、腸内細菌バランスを整えるBCAAアミノ酸が多く含まれています。
体内合成できるアミノ酸を非必須アミノ酸と言い、免疫細胞の原料となります。
ウィルスなどが進入すると免疫細胞が活性化し増殖しますが、原料のアミノ酸から 体内合成される量だけでは不足するので、アミノ酸を補給する必要が生じます。
特にアルギニンは免疫細胞を活性化させ、またグルタミンには免疫細胞を増やし小腸の柔毛の長さを保ち腸のエネルギーとなる働きがあります。
犬や猫といったペットは、体内でビタミンKとCを合成することは出来ますが、ビタミンB1、B2、 B6を体内で生合成する事は出来ません。
また犬は、ビタミンAを体内で作ることが出来ますが、猫はこのような働きを持っていません。
したがって不足するビタミンは毎日の食事とサプリメントで摂取する必要があります。
猫には黄色脂肪症予防のためにも、ビタミンEは欠かせません。
カルシウム、リン、マグネシウム等が、それぞれがバランスをとり各部分の構成部分となり、体内の化学反応をコントロールしています。
特に必須微量ミネラルである「亜鉛」は、DNA合成を補助する役割があります。
ペットの血液中にもコエンザイムQ10(CoQ10)があり、最近の研究でCoQ10には抗酸化作用があり、CoQ10の利用率が高い動物ほど長寿である事が判明しました。
CoQ10は体内全ての細胞に存在し、酸素が食物栄養素を燃焼してエネルギーを作る仕組みを 効率的に回転させる補酵素と言えます。
また心血管や抗酸化成分を守ってくれたり免疫力を強くする働きや運動能力を向上させる働きなど 様々に作用する事も分かって来ました。
どんな動物も毎日の食事から摂取した6種類のビタミン・ミネラルでCoQ10を体内で生合成しますが、 食事だけでは6種類のビタミン・ミネラルを十分に摂ることは出来にくく、また加齢によって減少します。
そのため必要量のCoQ10は常に不足しがちです。
酵母がCoQ10を合成するという事実が明らかになり注目を集めています。
ハーブ酵母食品であるアニマストラスは、より多くのCoQ10が含まれています。
全ての生物の各細胞の中にあり、誕生から老化・死までを支配しているのが「核酸」です。
食物をエネルギーに変える際に酸素を利用しますが、同時に活性酸素も生み出し、核酸が傷つけられます。
核酸の修復機能は加齢によって低下し、老化と深く関わっています。
また細胞分裂もコントロールしている「核酸」は、DNA合成を補助する役割も担っています。
ハーブ酵母食品アニマストラスに多く含まれる核酸は、老化防止や腸内環境改善にも貢献します。