製造元の(株)セイシン企業のサメ軟骨加工食品は、宮城県気仙沼港で水揚げされたヨシキリザメの軟骨だけを使用しております。
ヨシキリザメは体長1〜1.5mの食用フカヒレとして使われる高価なサメです。
サメ軟骨の成分は、主にタンパク質とコンドロイチンで構成されています。
ヨシキリザメの軟骨には、有用成分とされるムコ多糖が非常に多く含まれているため、(株)セイシン企業のでは宮城県気仙沼で水揚げされたヨシキリザメの軟骨だけを厳選して使用しております。
また、他のサメとのブレンドは一切していないので、成分的に非常に安定しております。
サメ軟骨の主成分は、タンパク質とコンドロイチンですが、タンパク質とコンドロイチンの複合体はムコ多糖と呼ばれ、ネバネバしていることから、「ネバネバ物質」とも呼ばれています。
魚の煮こごりや豚足などにも含まれており、健康維持に欠かせない成分です。
サメの住む環境は太陽光も届かず、光合成が出来ないなど、非常に厳しい環境の中で4億年も生き残ってこれたのは、生命力が非常に強く、ほかの動物なら致命傷になりかねない深い傷を負ってもすみやかに回復する力をもっていると言われてます。
また、感染症にもほとんどかからず、発ガン率に至っては100万分1と言われています。
(株)セイシン企業のサメ軟骨は、独自の粉体加工技術により超冷凍下において粉砕され、実に75マイクロメーター(1マイクロメーターは1/1000ミリメートル)以下に超微粉砕されています。
一般的に、細かい方が体への吸収性が良いといわれております。
サメ軟骨の主成分であるタンパク質は、熱に弱いという性質を持っております。
通常の粉砕方法ですと熱が発生してタンパク質が変成してしまう可能性があるのですが、(株)セイシン企業では自社の工場でサメ軟骨専用の設備を用いて、冷凍下で粉砕しております。
一概にどちらが良いとはいえません。
液体サメ軟骨と呼ばれるものは、サメ軟骨からタンパク質だけを抽出したものが多いようですので、タンパク質だけを選択的に摂りたいという方に適しています。
一方、粉末サメ軟骨には、タンパク質のほかにコンドロイチンや魚に含まれているEPAも含まれていますので、タンパク質とコンドロイチンの複合体(ムコ多糖)など様々な有用成分を摂りたいという方には粉末サメ軟骨が適しています。
サメ肝油は、サメの肝臓から抽出した脂質でスクワレンが主成分です。
また、サメ軟骨はタンパク質とコンドロイチンの複合体(ムコ多糖)が主成分です。
どちらもサメから作られるという点では共通しておりますが、それぞれの製品の有用成分は異なります。