(2003年12月25日)
新聞、テレビ塔で報道されています、米国での“狂牛病”につき、当社が現在入手している情報をもとに、下記ご連絡いたします。
◇発生しましたのは、米国のワシントン州で、4才のホルスタインです。
◇12月9日にその牛からサンプルを採取しチェックしたところ、陽性反応が出たとのこと。
◇肉骨粉は、米国では97年の8月に使用禁止になっており、肉骨粉を与えた可能性はない。ただ一つの可能性としては、その牛の親牛が使用禁止以前に食べていた可能性があるかもしれないとのことです。
◇既に州政府としては、陽性反応を示した上記のサンプルをBSEの経験豊富な英国に送り、再検査をしています。
当社が輸入しています米国からのローハイド(牛皮)関係のガム類の原産国はアルゼンチンです。アルゼンチンで生産し、米国に輸入し、その一部を当社が輸入し日本国内で販売しているものです。
◆厚生労働省の見解として、牛の皮から病原のプリオンが検出された例はありません。
◆狂牛病の原因物質“プリオン”が蓄積する部位は、脳や脊髄、眼球などに限られる。背骨以外の骨や皮には検出されていない。
【当社の見解】
■原産国がアルゼンチンということで、安全性については対象外である。
■欧州医薬品検査庁(EMEA)やEU科学諮問委員会(SSC)でも、ローハイド(牛皮)は、伝染力が検知されずのカテゴリーIVの分類に区分されている。
等の理由により、当社の米国から輸入しているローハイドガムは安全で、愛犬に与えても問題はない。
今後より詳細な情報を入手した際には、あらためて追加情報としてご連絡いたします。 |